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  • 2013.02.28 Thursday

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    奄美大島サイクリング 1日目

    • 2013.01.26 Saturday
    • 16:24


    そもそもの言いだしっぺはうちの親父なのだが、その親父がなかなか計画を進めようとしない。
    年末年始に鹿児島とか沖縄とかその辺の離島を自転車で走るという漠然とした話は1、2ヶ月くらい前から出ていたにもかかわらず、
    誰が行くのかさえ、年越し1週間前になってようやく決まった程である。
    結局私と親父の二人旅になったわけだが、そこから次に「どこへ行くか」を決めるまでに更に時間を要することとなるのだった。

    結局、概ねの計画が決まったのが12月28日。ここでようやくフェリーと宿を予約した。
    31日18:00ごろに鹿児島新港を出発するフェリーに乗るため、30日の23:00ごろ、岐阜の実家を車で出発した。
    …という感じで、かなりのテキトーさで始まった今回の旅。記録を残す意味で、ここに簡単に綴っておきたい。



    2012年12月31日。昼過ぎくらいに鹿児島市に到着した。天文館通にある鹿児島ラーメンの店「くろいわ」で昼食。
    鹿児島市街を見渡せる展望台等へ行き時間を潰したあと、港の駐車場に車を置いて自転車装備に切り替え、フェリーに乗り込む。
    今日が「今年1年間の最後の日」であるという実感は全く沸かなかった。

    フェリー内のレストランで夕食をとり、明日早朝からのサイクリングに向けて早めに寝る。
    しかし、船は揺れた。私は気持ち悪さで目を覚まし、トイレでさっき食べたものをほとんど吐いた。こんな大晦日は嫌だ。



    2013年1月1日、早朝5:00ごろ。「年が明けた」という実感もないまま、鹿児島県奄美大島の地に降り立つ。
    今回の計画は、自転車を使い2日間で奄美大島を1周する、というもの。
    Wikipediaによれば、奄美大島は本州など4島を除くと佐渡島に次ぎ面積5位の島だそうだ。
    マップルで調べると、1日目で140km走らなければ宿にたどり着けないことが分かっていたが、
    親父は「なんとかなるだろう」と適当なことを言う。そりゃ私が言うなら分かるが、還暦のあんたにはキツイと思うぜ。

    まずは名瀬港から北の笠利崎方面へ。コンビニに寄り、食料を買い、ナイトラン。
    7:00の初日の出を拝むため、1時間かけて東海岸へ出る。同じく初日の出を見ようとする人が、
    市内から東海岸を目指して来るので交通量が多い。適当に人が集まっている場所で自転車を止め、しばし休憩。



    雲が邪魔をして、時間を過ぎても太陽がなかなか顔を出さないので、諦めて走り出した。
    すると、その途端に、その瞬間はやって来たのだった。我々は再び自転車を止め、正面に見える有難い光を拝んだ。



    南に位置する島でも、やはり寒いものは寒い。自然にトイレが近くなる。トイレを借りに立ち寄った奄美空港は暖かかった。



    お次は「あやまる岬」。名前の由来はこの岬一帯のなだらかな地形が、アヤに織られた手毬によく似ているところからであり、
    「謝る」とは関係ない。上写真には珊瑚礁のリーフが見えるが、干潮時にはこの上を歩けるのだそうだ。
    その奥に見えるのは「笠利崎」で、これから我々が目指すところである。



    笠利崎到着。ここが奄美大島の最北端だ。ソテツが自生しているのが、さすが南国だと思った。



    内陸を走り、笠利湾へ。笠利湾には綺麗なコバルトブルーのビーチがある。時間があれば寄ってみたかった。



    名瀬市街で遅めの昼食をとる。元日でどこもかしこも休業しているなか、一件だけ元日営業のラーメン店を発見した。
    砂漠の中に現れたオアシスといったところ。店のご主人には感謝せねばならない。

    奄美大島には、それほど目新しいものはない。名瀬市街に行けば、ファミレスのジョイフルが元日も営業している。
    TSUTAYAもあればゲオもあるし、モスバーガーもあればケンタッキーもある。牛角もある。ヤマダ電機もある。当然コンビニもある。
    普通に暮らす分には何ら不自由なくやっていけるだろう。

    目新しいものといえば、山の中を走っている時に見た巨大植物には驚いた。
    上写真。一見ヤシの木に見えるが、実はこれはシダ植物。「ヒカゲヘゴ」というゼンマイの仲間である。
    高さは10mはあろうかという巨大なものだったが、更に巨大なものだと15mに達するのだとか。これがあちらこちらに生えている。
    2mにもなる巨大な葉と、その中心にクルクルと巻かれたこれまた巨大な「新芽」が異様な雰囲気を放つ。
    新芽が伸びて葉に成長し、葉が落ちると幹に丸い脱落痕が残る。幹に付いた綺麗な模様は、成長の証なのである。
    こうしたシダのお化けを見ていると、南国に来たんだなぁと実感する。



    もう一つ、植物ネタ。奄美大島にはマングローブの原生林があるので、少し立ち寄ってみた。
    地図には遊歩道があると記載があるが、人に聞いてもよく分からない。
    やっと見つけた「マングローブ原生林入口」の看板の脇から沼地に侵入してみたが、遊歩道はどこにもなく、
    先には進めなかった。長靴とか持ってないと無理っぽい。



    名瀬から南に一直線。初日最大の峠越え区間が現れた。奄美大島を南北に貫く国道58号で唯一残っていた峠道、網野子峠である。
    ここまでの山越えは全て広く整備されたトンネルで抜けてきただけに、親父の顔が曇る。上りは不得意らしい。
    途中何度か足をついて休憩しながら、ゆっくりゆっくり峠に着いた頃には、日没間際の時刻になっていた。
    後から分かったことであるが、つい最近「網野子トンネル」なるものが貫通したらしい。
    そして、12月31日に貫通式が行われ、2013年中に開通の見通しらしい(参照:「網野子トンネル掘削完了(2013.01.06)」奄美新聞)。

    峠道の途中、珍しい道路標識を発見。「クロウサギに注意」。黄色い看板とセットになって、2、3ヶ所で見ることができた。
    全国でもここ奄美大島だけ、しかも奄美大島でも南部のこの区間だけで使われている珍標識である。
    最近個体数が増えてきたとニュースにもなったアマミノクロウサギだが、夜行性ということもあり昼間は見られなかった。



    奄美大島の南部に位置する瀬戸内町古仁屋に着いてから、本日の宿があるヤドリ浜までは、更に3度の登坂を要した。
    最後は親父がヘトヘトになりながら、ナイトランで宿に到着。
    とりあえずコインランドリーで衣類を洗濯機にブチ込み、その間に海辺に設置された五右衛門風呂に入り体を癒した。
    会場で夕食を食べ、名物の黒糖焼酎を飲む。酔ってフラフラになった親父はそのまま部屋に戻ったが、
    私は戻らず、ロビーにあるインターネットパソコンへと向かった(1日目終了)。
    走行距離は約140km。この日のルートはyahooのルートラボで公開しています。⇒http://yahoo.jp/3TXwhr

    沖縄行った話 3日目

    • 2012.11.12 Monday
    • 22:22


    3日目の始まりは、まったりとショッピング。私が国際通り沿いのホテルを選択したのは、
    夜に気軽に飲みに行ってすぐに帰ってこられること、最終日に観光を兼ねたショッピングができること、の2つの利点を考慮したためだ。
    ただ、まったりとはいっても時間は限られるわけで、広い国際通りを最後まで歩き通すことは勿論できない。
    我々はほんの一部の土産物屋で、沖縄土産を買い揃えることとなった。
    私は、前日の居酒屋で食べた「島らっきょう」の味が忘れられず、自分へのお土産として「島らっきょう」を買った。
    Iは、旦那に「シーザーの置物を買ってきて」と言われたらしく、割と真剣に、皆で探していた。
    シーザーの置物といえば、北海道土産の「鮭を咥えたクマの置物」みたく、定番だが一番要らないもの、というのが私の中の印象だったが、
    探しているとなかなか愛らしいものを発見したりして、次第に欲しくなってくるから不思議である。

    お次はレンタカーで首里城に向かった。ここも沖縄観光の定番だが、私は初めての見学である。



    日本の城にはない独特の雰囲気。いくつかの城門をくぐり抜ける。



    中心は、琉球王国最大の木造建築物である「正殿」。日本と中国の築城文化の融合体である。
    手前の広場は「御庭(うなー)」といい、朱と白の縞模様は、儀式を行う際の立ち位置の目印となっていたらしい。
    記念写真を撮ってもらったあと、せっかくなので建物内部を見学した。すべて復元されたものなので有り難みは薄い、かも。

    首里城公園のレストセンターのあたりでブルーシールのソフトクリームが売っていた。
    すかさず男気ジャンケンを開始。Iが勝ち、昨日に引き続きまたしてもIのおごりとなった。
    紅芋、バニラ、マンゴーの首里城限定3色ソフト、その名も「ゆみこ」という。名前の由来は不明だが、美味しかった!



    こうして全ての日程は終了した。レンタカーを返し、那覇空港へ。
    ずっと車に積んであったから気付かなかったけど、Sの買ったお土産が両腕から溢れんばかりの量になっていた。
    そういえば1日目の美ら海水族館のお土産ブースで早くも紅芋タルトを何箱か買ってたっけ笑

    今回の沖縄旅行は、私以外「初沖縄」の3人だったので、観光も定番中の定番でまとめた。
    皆には満足してもらえたみたいで、プレゼンターとしてホッと胸をなで下ろす気持ちで帰りの飛行機に乗っていた。
    天候に恵まれたことにも感謝しなければらない。こればかりは単なる「強運」で片付けてはいけないような気さえする。
    なんせ、この旅行の1週間前さらには1週間後にも、沖縄は台風に直撃されているのである。
    台風の多いこの時期に、奇跡的に台風の直撃を回避できたのは、まさに神の思し召しではないかと思うわけである(爆
    9月の沖縄旅行は確かに安い。だがそこに乗っかることは、ある意味で大博打であることも肝に銘じておくべきだろう。
    まあ、なんだかんだいって、また来年も行きてぇな〜、沖縄。(終)

    沖縄行った話 2日目

    • 2012.09.30 Sunday
    • 09:43


    朝6:00。まだ寝ているKを尻目に、そそくさと温泉に向かう。我々が今回連泊することになるこのホテルは、
    沖縄ではちょいと珍しい、温泉に併設されたホテルなのだ。
    珍しいだけあって、本来なら一回の入浴で1,300円も取られるのだが、一泊につき一回の入浴券がもらえるので、
    入っておかなければ損なのである。
    ちなみに、昨日ホテルにチェックインしたのは予定を大幅にオーバーした11:30。当然ながら、温泉の受付は終了していたのだった。



    7:00、バイキングで朝食をとり、8:00にホテル出発。徒歩で泊(とまりん)港へ向かう。
    泊港で、あらかじめ予約しておいた9:00発の高速船「クイーンざまみ」の乗船券を購入。往復で約6,000円である。
    50分で泊港と座間味港をつないでおり、座間味へ行くならこれを使わない手はない。
    この高速船、1ヶ月以上前に予約を入れたのだが、私が予約を終えた直後に満席となった。滑り込みセーフだったらしい。
    高速船は本数が少なく、9:00発の第1便を逃すと次の第2便は16:00発でまったく使えない。
    他に「フェリーざまみ」を使う手段もあるにはあるが、早くても10:00発で、しかも到着まで2時間もかかる。
    フェリーを使うくらいだったら、旅行会社のオプショナルツアーを申込んだ方が賢明だろう。

    私が大学生のときにこの高速船に乗った際には、ひどい揺れで行きも帰りもなすすべなく酔った
    その教訓から、今回は全員分の酔いどめを準備し、皆に支給したのだが、予想に反して揺れは少なかった。全然余裕。
    あまりにも余裕だった私は、席を立ち、船のデッキに上がった。猛烈な風圧を全身で受け止め、南国の海を味わった。



    座間味島(ざまみじま)。慶良間諸島に属する島で、世界有数の透明度を誇る海に囲まれている。
    夏はダイビングやシュノーケリング、冬はホエールウォッチと、1年を通して楽しめるリゾート地だ。
    この日は1日、ゆったりとシュノーケリングをして過ごす予定(というか、帰りの船が夕方までないのである)。

    とりあえず、シュノーケルとゴーグルと足ひれの3点セットをレンタル。SとIはライフジャケットもレンタルした。
    水着に着替え、4人揃って「熱帯魚の水槽」へ。






    水中にいるときは、時間の流れが止まっているかのように錯覚した。なのに、あっという間に時間は経過していた。
    様々な種類の魚がいて、どの魚も人懐っこいというか、人に慣れている感じがした。
    数年前に来たときには売店で魚肉ソーセージが売ってて、それを水中に持ってくと、怖いくらい魚が寄ってきたものだが、
    現在は自然保護のため餌付けは禁止(?)されてるらしい。でもその影響が残っているらしく、私が水中カメラを魚に向けると
    餌をくれると勘違いしてこちらに寄ってくるところがすごくかわいかった。

    一度だけウミヘビが水面へスルスルっと上がっていくのを見かけて、一瞬ドキッとしたが、すぐに視界から消えた。
    その後、他の海水浴客も「ウミヘビ!ウミヘビいるよ!」と浅瀬で騒いでいたから、割と多く存在するものらしい。
    「噛まれたりしないの?」「毒あるんじゃないの?」と思うかもしれないが、
    基本的に日本近海で見られるウミヘビは攻撃性が少なく、近寄っても噛まれたりしないらしい。
    しかも、沖縄の水中で遭遇するウミヘビの7〜8割くらいがイイジマウミヘビという種類らしく、こいつは無毒とのこと。
    だから、安心してシュノーケリングをしていいのだそうである。これ豆ね。



    ひと泳ぎしては浜辺でひと眠り、の繰り返し。Kは言った「すごく贅沢な休日の過ごし方だね。」
    昼食は売店でらふてぃーカレーとからふてぃー&ソーキ丼とか、そんな感じのものを注文。
    食後にかき氷ジャン(じゃんけんの敗者が全員分おごる)でIが全員分の支払い。ごちになりました。
    そんなこんなであっという間に4時半になり、撤収をしてレンタルショップのバスに乗り込む。ショップの人も親切で良かった。

    5:20初の「クイーンざまみ」で、泊港へ。船内は冷房がキンキンで寒いくらい。それでも4人は疲れて寝ていた。
    泊港到着後、もう歩けないと即行でタクシーに乗り、ホテルへ。
    温泉に入り、疲れをとって、国際通りの居酒屋で沖縄料理と泡盛を堪能した。あ、ついでにブルーシールのパフェも。(2日目終了)

    沖縄行った話 1日目

    • 2012.09.29 Saturday
    • 22:10


    今年は御殿場のKと自転車で峠を攻めたりすることが何度かあった。そんな中で、出た話。
    「夏休みはいつとる?」「んー、9月後半かな」「どっか行くの?」「沖縄行きたい」「いいね、じゃ行こう」とまあ、いつもの軽いノリ。
    男ふたりは寂しいから誰か適当に誘おうてことで、私が適当に集めたのが富山のSと茨城のIだった。
    沖縄経験者は私のみ。他3人は完全に初沖縄だったので、今回はベタでオーソドックスな観光地を回る感じで計画を立てた。

    9月21日、7:45羽田発のフライトに4人で乗る予定だったが、
    Kだけは出張先であるドイツ・シュツットガルトからの帰国がギリギリ間に合わず、ひとり11:00ごろ発の便で沖縄を目指すことに。
    まあ事前に分かってたので特に慌てることもなく、私とSとIの3人で羽田を出発した。



    天気予報によれば、この週末の沖縄は概ね曇り、そして時々雨とのことだった。微妙な感じだが、台風が来ないだけマシだと思えた。
    なんせこの1週間前の3連休に台風が沖縄を直撃しているし、この1週間後の今日もまた、台風が日本列島を直撃しようとしているのだ。
    これはきっと、自らを「晴れ女」と称するSの力によるものなのだろう。
    飛行機や車の中で、Sがほぼ必ず眠っているのは、こうして我々の知らないところで未知のエネルギーを消費しているからに違いない。

    那覇空港に降り立ち、レンタカーを借り、とりあえずKが到着するまでの間に本島南部を一周した。
    途中、「茶処 真壁 ちなー」という沖縄そばの店に行き、沖縄そばとらふてぃーを食べた。
    麺が独特の味と食感、どこか懐かしい感じ。さっぱりして美味しかった。
    明治時代に立てられた古民家を外観そのままに、内装をリフォームしたようで、なかなか雰囲気のある店である。



    14:30、那覇空港に戻り、Kと合流。高速道路で美ら海水族館方面へ向かう。SAでしっかり割引券を購入した。
    途中方向を変え、古宇利大橋に寄った。るるぶ等で、おすすめのドライブコースなどと紹介されている場所だが、
    あいにくこの日の天気は曇り。海が綺麗には見えなかった。晴れた日には絶好のドライブコースになるだろう。

    ドライブしてて皆で言ってたんだが、沖縄の建物は、「コンクリートの打ちっぱなし」が多い。
    なんでだろ〜と疑問に思ってたので後で調べると、大方の予想通り理由のひとつは「台風に強い」ということ。
    米軍が初めに沖縄でコンクリート住宅を建設し、その構造の強さから沖縄の人達が真似したのが始まりだという。
    理に適った建築なのかもしれないが、コンクリート製の役場は異様な雰囲気だったぞ・・・。全体的に汚いし。



    美ら海水族館に到着。時刻は18:00前だったと思う。こんな時間から入館する人も少なかろう。
    我々は、すでに辺りが薄暗くなっている中、人もまばらな場内へとことこ進んでいった。
    入館前にイルカショーが始まったので、そちらを見に行った。イルカショーが無料である。すごい!
    しかも結構面白くて、我々はすっかり満足しそうになった。美ら海水族館は、まだこれからだというのに。







    Kは、冗談なのかよく分からないいつもの調子で、「美ら海水族館て、地方の小さい水族館だとばかり思ってたよ〜」
    と言っていたが、さすがにこの世界最大級の大水槽には驚きを隠せない様子だった。
    「黒潮の海」。長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500m³。使われている厚さ60cmのアクリルパネルは、最近までギネス記録だった。
    ジンベエザメとマンタのランデブーも見られる大迫力の水槽に、皆の目は釘付け。
    時間さえあれば、いつまでも眺めていたいと思った。

    現実にはそうもいかず、20:00の閉館時間が近づいていた。我々はお土産を物色し、次なる目的地へ。
    私が、旅行前に知人の知人(沖縄出身の人)から仕入れた情報によると、この近くの「満味」という店がオススメらしい。
    なんでも、豚のいろんな部位の肉を、七輪で焼いて食べることができる店とのこと。これは行かねば!



    ・・・ということで来ましたよ。何やってんすかね、この人(笑。酒も入り、絶好調な様子。
    豚の肉の盛合わせ系を注文したら、「おっぱい」とか「子宮」とか、珍しい部位が出てきてテンション↑↑。味はよく覚えてない。
    ちなみに、我々は少し遅めの時間に行ったから入れたけど、基本的に予約しないと席が空いてないので注意すべし。
    10:00すぎ、店を出て、再び高速道路で那覇市街へ。国際どおり近くのホテルで一泊。(1日目終了)

    中国地方制覇の旅 5月2日 「そして静岡へ」

    • 2012.05.17 Thursday
    • 23:28


    これまでいろいろな鍾乳洞を見てきた。岩手県の龍泉洞、高知県の龍河洞、熊本県の球泉洞etc...
    このうち龍泉洞龍河洞は日本三大鍾乳洞のうちの2つである。
    冒険気分が味わえる龍河洞、神秘的な地底湖を有する龍泉洞。さすが日本三大鍾乳洞と称されるだけあってどちらも甲乙つけがたい。
    しかし、そのどちらもが、「こいつ」を前にしては、まるで存在そのものが霞んでしまうほどだった。
    日本三大鍾乳洞のひとつにして、日本の鍾乳洞の頂点に君臨する巨大洞窟。秋芳洞だ。



    本日は5時起床。前日買い込んでおいた朝食をゆっくりと食べながら、8時まで宿で待機。
    8時過ぎに出発し、すぐ近くの秋芳洞に8時半到着。営業時間が8時半からであり、私は営業開始直後の入洞を狙っていた。
    周囲の駐車場は有料ばかりだったが、ある土産物屋の店員が「お金は頂いてません。そのかわり、帰りに何か買って行ってね」
    と言って無料で駐車させてくれた。ちょうどお土産を買おうと思っていたところだったので有難かった。



    秋芳洞入口。この時点で、穴の奥から発せられるオーラが尋常ではなかった。
    この時間、私以外の観光客は疎ら。しかも雨が降ってて全体的にじっとりとした雰囲気。足を踏み入れるのに、少し時間を要した。



    洞内では、自由気ままに写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり進んだ。
    私は終始感動していた。ゲームや漫画などの非現実でしか見ることのない、果てしない地底空間が広がっているのだ。
    密かに「大長編ドラえもん・のび太と竜の騎士」の地底世界を連想したのは、私だけでいい。

    多くの写真を撮ったが、ここに載せるのはやめておく。この比類なきスケール感は、写真では絶対に伝わらないし、
    最初は写真ではなく是非とも実際に行ってみて、ご自身の目で見て感じて欲しいと思うからだ。
    今回はお気に入りの写真を1枚ご紹介して終わりとする。「岩窟王」の名を冠した鍾乳石。ネーミングセンスが秀逸。



    秋芳洞を出ると雨は上がっていた。観光客がぞろぞろ増え、地元放送局のテレビカメラまで入口にいた。中継が始まるらしい。
    あの細い一本道ならば、たちまち渋滞してしまうだろうことが容易に予想できた。
    営業開始直後に入ったのは大正解だったようである。
    秋芳洞を心行くまで堪能することができ、大いに満足した私は、この時点で本日の9割を終えた気分になっていた。
    あとは帰るだけ。コロプラ的中国地方制覇までの道のりはまだまだ長いのに、私は妙な開放的を味わっていた。
    車を置かせてもらった土産物屋で土産を購入し、もと来た道を戻る。秋吉台のカルストロードに入ったところで路肩に車を止めた。



    今朝は雨が降っており、ゴツゴツした石灰岩も黒く変色して見栄えが良くなく、スルーしていた。
    それが、帰りにタイミングよく雨が上がり、こうして日本最大のカルスト台地を運良く拝むことができたのだ。
    四国カルストへ行った時も雨と濃霧で見逃していた私は、ようやくカルストと出会えたことで、ほっと胸を撫で下ろしたのだった。



    お昼時。萩市の須佐にある、活イカで有名な店に行ってみた。
    何を隠そう、私は寿司屋に行ったらまずイカを注文するほどイカが好きなのだ。
    須佐駅に隣接する「梅乃葉」。ここは名物の男命イカを一杯丸ごと使った姿造りが頂ける店。
    しかし、お値段は2,300円。これでも安いらしいのだが、この時の私はほとんど食欲がなかったのと、
    長時間のドライブを原因とした肩こりから来る妙な頭痛に悩まされており、イカの姿造りを美味しく頂く自信がなかった。
    そのため、今回は姿造りをパスし、男命イカの一夜干し「ネギ焼き丼」を注文(上写真)。んー、普通でした。

    その後は、先述の頭痛と、睡魔と疲労と煩悩に耐えながら、やけくそで島根県を一気に縦断。
    もし高速道路が通ってたら間違いなく使ってた。もう完全に消化試合という感じ。
    出雲市平田地域をゲットして、休むことなく南下を開始した。最後に残った安来/雲南地域をゲットして、島根県制覇完了。



    R184を三次方面に走っていると、見覚えのある景色が目に留まるようになった。
    眼下に志津見ダムを見下ろす。「なんだっけ、ここ・・・」と思いつつ、いくつかトンネルを抜けたところでようやく思い出す。
    あれは今からちょうど5年前。2007年、春のこと。大学生だった私は、自転車サークルの合宿でここを走っていたのだ。
    あの日は突然、雪が降り出したなぁ・・・。と昔を懐かしんだ。
    そうしているうちに、私はある決心をした。「多少大回りになるのを覚悟で、三瓶温泉に行ってみよう。」


    (2007年3月8日午前8時。夜のうちに雪が積もった。下山困難となり、全員自転車を解体。この後バスで移動することに。)

    国民宿舎さんべ荘。その外観は、5年前と全く変わっていなかった。
    自転車で三瓶山を登りきり、到着して真っ先に入った「足湯」も当時のままである。
    時刻は18:00を過ぎ、残念ながら日帰り入浴の時間は終わっていたため、写真だけ撮って他の公衆浴場へ。



    三瓶温泉の温泉街は、記憶にあるよりずっと小規模だった。ほぼ選ぶ余地なく、私は大衆浴場「薬師湯」へ。
    店の人は、外で大量の蜂と格闘中であり、どうぞご勝手に状態。シャンプーが置いてなかったため、近くの商店で買ってきた。
    設備はこの手の大衆浴場でよくあるような不親切設計だったが、お湯自体は泉質が良いせいか、すごく気持ちよかった。
    帰り際、女将さんと蜂をきっかけに少し話をした。今回の旅はこういうのが足りなかったかもなぁ、と思う。



    三瓶山は霧で覆われ、やがて漆黒の闇に包まれた。外灯がなく、ヘッドライトの外側は真っ暗である。
    さあ、広島へ戻るぞ、と走り出した私の目に、ぴょんぴょんと飛び跳ねる無数の小さな物体が映った。
    最初は何か分からなかったが、車内でオーディオを流していても聞こえてくる彼らの大合唱で、その正体に気が付いた。
    カエルである。

    路面は逃げ道もないほど大量のカエルで溢れていた。合計で何十匹轢いたか分からない。
    せっかく轢かれずに済んだのに車の下で飛び跳ねて頭を強打し命を落とす愚者もいれば、横から手足を広げて特攻してくる勇者もいた。
    私は心の中で叫んだ。「勘弁してくれーーーー!!!!

    三瓶山のカエル地獄を抜け、出雲神話街道R54を快走し、広島県三次市へ到着。
    とりあえず落ち着こうとマックに入った。時刻は午後9時だった。ここから中国道で一気に静岡まで走りきる。
    スタンプを(計画的に)取り残した広島県の三次/安芸高田地域、庄原地域、岡山県の津山地域をゲットした。
    この瞬間、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、山口県の全てのスタンプをゲットし、目標の中国地方制覇を達成した。
    最後に豊田JCT〜三ケ日JCTの40km弱に及ぶ大渋滞を2時間以上掛けて通過し、あまりの鬼畜さに疲れ果てて3日昼ごろ帰宅。
    毎度恒例の完全ノープランの旅もこれにて終了。総走行距離2,300kmを共にしたアテンザに感謝した。(完)

    中国地方制覇の旅 5月1日 「折り返し」

    • 2012.05.12 Saturday
    • 11:52


    5:00、ネットカフェを出発。岩国市内で朝マックする。客は自分ひとりというなかで、
    私は本日のドライブルートの策定に苦慮していた。実は5月3日には静岡に帰らなければならないのである。
    昨日から気付いていたことであるが、結構めいっぱい走らなければ、コロプラの中国地方制覇は難しい。
    マップルを眺めているだけで行きたいところは山ほど出てくるが、そんなとき私は、旅の鉄則「よくばらない」を念頭に置く。
    さもなければ、「中国地方制覇」を第一の目標として掲げた今回の旅は、ひどく辛いものになってしまうだろう。



    山口県は、想像以上に細かく地域分けされているが、そのほとんどは海沿いを走っていればゲット可能。
    例外は、秋吉台を含む美祢地域。ここだけはピストン覚悟で内陸へ向かうしかなさそうだ。
    そんなわけで、とりあえず海沿いを西へ進んでいく。

    途中柳井市で「茶臼山(ちゃうすやま)古墳」というB級(?)スポットへ。
    茶臼山古墳って何か聞いたことあるぞ、と思ったので立ち寄ったのだが、後で調べたら日本各地に同名の古墳があるそうで。
    いかにも復元しましたと言わんばかりの埴輪たちが、よりB級感に磨きをかけているような気がした。
    ウォーキング中の地元のおばさんに「おはようございます」と声をかけられ、私はきまりの悪い微妙な気持ちを抱いた。



    引き続き海沿いを走り、光市を通過。1999年、あの母子殺害事件があったのがここだ。
    当たり前だが、見た目は普通の、のどかな街である。社会的に大きな影響を与えた同事件の裁判は、
    ようやく今年の2月になって事実上死刑が確定している。当時少年だった凶悪犯がこの街に戻ってくることは、もうない。

    下松(くだまつ)市へ入り、笠戸島へ渡る。ここではなぐり海水浴場というところへ寄り道。
    海上に遊歩道が設けられているのがちょっと珍しいくらいの、何でもない海水浴場だ。
    時期が時期だけに、釣り人が2人いるくらいで閑散としている。



    車に戻ろうとしたときに、ネコを3匹発見した。人に慣れているようで、近づいても平然としている。




    この3匹は、どうやら親子のようだった。誰かここで飼っているのかもしれない。
    見た感じは健康そのもので、とても野良には見えなかったし、広場のベンチの下にはダンボールが敷かれていた。
    私はしばし撮影モードに突入し、この親子がじゃれあうシーンを心行くまで眺め、癒された。

    その後は適当に、宇部から一部高速道路を利用しつつ、下関へ。
    ひとりだと、グルメな旅をするのもなかなか難しいものがあるが、下関では美味しいものを食べようと考えていた。
    Kのアドバイスによると、「バリそば」なるご当地グルメがあるらしい。長崎の皿うどんに汁気を足したものだという。
    食べてみたい気もしたが、下関でそばといえば「瓦そば」という郷土料理の方に興味があったので、
    店を見つけたらそちらを食べてみたいと考えていた。



    とはいいつつも、やっぱり新鮮な魚介類ははずせないと思い、まずは「関門の台所」唐戸(からと)市場へ。
    ここは、業者相手の卸売機能と、一般消費者も気軽に買える小売機能の2つが共存する、全国的にも珍しい販売形態となっている。
    ちょうどお昼の時間で、中は大変な賑わいとなっていた。
    新鮮な魚を使った握りたての寿司を、複数の水産業者が競うようにして販売している。私は全く予備知識なしで行ったのだが、
    後から調べてみると、金、土、日、祝日はこうして1階が寿司まつり状態になり、観光客だけでなく地元の人までもが、
    新鮮なネタを使った寿司を求めて唐戸市場に詰め掛けるらしい。いやー、ラッキーであった。

    私も発泡スチロール製のトレーとトングをもらい、まるでパン屋のように、自分の食べたい寿司を取りレジに向かった。
    お金を支払うと同時に醤油をかけてもらい、わさびと箸もその場で貰う。
    上の写真で1,300円。高いと思いますか?いえいえ、安いんです。なぜならこれだけで至高の幸福を得られるのですから。



    1階は上の写真のように、大変な混雑ぶり。2階は、写真の右上に写っているように長テーブルが置かれている。
    私は2階へあがり、立ったまま寿司を堪能した。
    新鮮なフグのにぎりは、もしかしたらここでしか食べられないのでは。珍しいものを食べることができたと思う。
    でもこの中で一番感動したのは、一貫100円という最安値でありながら口に入れた瞬間プリッと弾けたエビである。
    まさに新鮮そのもの。エビってこんなに美味しかったんだ、と幸せを噛み締めた。



    瓦そばは・・・、置いといて、次に向かったのは火の山展望台。ここから関門海峡を一望できる。
    ただ海峡を眺めるだけならすぐに終わってしまうが、せっかくだからと、私は周辺を散策してみることに。



    火の山の山頂にある広場には、火の山砲台の遺構が残されている。帝国陸軍の要塞跡である。
    廃墟といえば廃墟だが、公園として整備されているので、割とキレイ。



    キレイといえば、ツツジがやたらキレイだったのが印象深い。この旅の中で、ツツジの美しさに初めて気が付いた。

    さて、早くも旅の折り返しを迎えた。私は関門海峡を離れ、R9で日本海側を北上する。
    市街地は交通量が多く、なかなか前に進まなかった。時刻は14:30になろうといいうところ。まだまだ先は長い。



    本日の個人的なメインディッシュ、角島大橋に到着。ここはレクサスやスイフト、デミオ、ギャランフォルティス等、
    車のCMでちょくちょく使われたりして、今や全国的にも有名な橋である。
    島に向かって真っ直ぐ伸びた橋は、一直線でなく途中でへの字型に曲がるという特徴的な形をしており、
    また、周辺がこれまた日本とは思えないほど美しいエメラルドグリーンの海だということで、一度は行ってみたい橋だった。
    この日の天気は曇りで、海の色もやはり微妙な感じだったが、それでも透明感は相当なものだと思った。
    曇りでこれなら、青天の日は一体どうなってしまうのだろう。



    一度、角島大橋を渡り、すぐに引き返して、高台になっているところへ車でのぼった。
    上から見ると、その特徴的な姿がよく見えた。様々な媒体でよく目にする景色。それがいま、目の前にある。やったった。
    (追記(6/13):以前のこの記事で紹介したアテンザのプロモーション映像でも、角島大橋がたっぷり使われてます。)

    ここで、本日の宿に頭を悩ませた。この先、長門市にも萩市にもネカフェとか24時間サウナとかいうものはなさそうだったので、
    秋吉台にある「景清洞トロン温泉」まで行き、素泊まりすることを決意。さっそく電話して予約を入れた。
    温泉が21:00までで、受付が20:00までとのことだったので、少し急ぎ気味で、残りの景勝地を回ることになった。



    長門市にある「千畳敷」。予想以上に何もなかった。時刻は18:00くらい。人影は見当たらず。
    ただ、写真の奥に見えるテントから大音量のラジオが流れ、哀愁が漂っていた。ここはキャンプ場でもある。



    同じく長門にある東後畑(ひがしうしろはた)棚田。ここは日本の棚田100選にも選ばれており、
    日本海に沈む夕日や、イカ釣漁船の漁火が無数に輝く風景が有名で、カメラマンも多数撮影に訪れるという。
    イカ釣りは5月下旬からで、このときはまだ時期ではなかったし、雨も降り始めて夕日どころではなかったため、早々に退散した。



    長門から、道を間違えて萩市に入ってしまい、引き返す形となった。ついでに翌日ゲットの予定だった萩地域をゲット。
    県道を南下し、秋吉台、景清洞トロン温泉に到着したのが19:00すぎ。美祢地域をゲットし、これで山口県制覇となった。

    中国地方制覇の旅 4月30日 「人生初の広島」

    • 2012.05.12 Saturday
    • 00:05


    この日一夜を過ごした稲荷山健康センターは、到着するまで全く記憶になかったのだが、
    現地にある大鳥居を見てハッと気がついた。「来たことがある・・・。
    いまから丁度2年前、私と友人Tの2人で、岡山国際サーキットへスーパーGTの観戦に来た。そのとき利用したのが、ここだ。
    いやーまさか、こんな形で再訪することになるとは思ってもみなかった。
    浴場で流れる「漢方勵明薬湯(れいめいやくとう)」の無限リピートが懐かしく、同時に、頭にこびり付いて離れない。

    仮眠室のリクライニングで仮眠し、4時に起きて温泉に入り、5時に出発。
    総社市内のすき屋に入り、朝から牛丼を食べてしまった。寝不足もあってか、軽く気持ちが悪い。
    高梁市の昔ながらの街並みを軽く眺めながら、私は、その先の山道にある「穴場」に向かって突き進んだ。



    私が朝っぱらから目指していたもの。それが、これ。「羽山第二隧道」という。
    写真を見ても、一瞬「これがトンネルか??」と首を傾げたくなるほどの珍物件である。
    この隧道は、中国地方に残された「最後の完全素掘隧道」であり、かつ世にも珍しい「鍾乳洞兼用」の隧道なのだ。
    写真、向かって左手はそのまま鍾乳洞へと繋がり、右手はトンネルが穿たれ、県道を繋いでいる。



    別の角度からご覧いただければ分かると思う。この隧道の存在を知らずにここへ来た者は、進入を躊躇うこと請け合い。
    割と幅員狭小な「険道」なのに、早朝から結構交通量があり、ゆっくりと写真を撮ったり観察したりできなかった。



    隧道を抜けるとこんな感じ(Uターンして撮影)。反対側ほどのインパクトはないが、
    見事な素堀隧道であることにかわりはない。このまま残していって欲しいなぁ。

    さて、その後は岡山県の西側の井原、笹岡地域をゲットし、いよいよ広島県へ。
    広島といえば、しまなみ街道を通ったことと、尾道で尾道ラーメンを食べたことがあるくらいで、
    肝心の広島市周辺の観光をしたことがない。だから今回は、是が非でも安芸の宮島へ行きたいと考えていた。
    さあ、まずは因島地域ゲットのためだけにしまなみ街道を渡る。
    因島の大浜PAで休憩し、因島北ICで有料道路を降りて再び乗って尾道に引き返した。
    この1時間ほど前にも、府中地域ゲットのためだけにわざわざ大回りのルートを取っており、なかなか前に進まない。



    ちなみにこの日の天気は、出発してからずーっと雨である。まるで止む気配がなかった。
    そういえばKが、呉の「大和ミュージアム」がいいよ、と言っていた。
    こんな天気だと確かに、屋内型の観光施設がぴったりなのかもしれないと思い、言われたとおり「大和ミュージアム」へ。

    K曰く、「涙無しには見られない」そうなのだが・・・。
    同系統である知覧の「特攻平和会館」に以前行ったとき、
    よく言う「涙を流す」とか「涙を堪える」ほどの何かが、イマイチよく分からなかった私は、
    大和ミュージアムのことを、正直侮っていた。しかし、上の写真にある人間魚雷の実物を目の前にしたとき、
    私は底知れぬおぞましさを感じて言葉を失ってしまった。そのとき私が目にしていたのは、無骨な金属製の細長い筒であり、
    その中に人間が乗り込んで、あまつさえ海の中へと沈んでいくなんて、考えるだけでぞっとした。
    それはとても人間が考えたものだとは思えず、ほとんど猟奇的なものだとさえ感じた。



    戦艦大和の10分の1スケールの模型を眺めて癒されながら、私は頻繁に時計に目をやり、時間を気にしていた。
    正直、時間がなかった。このとき既に15:30。これから宮島も行かなきゃならないし、ゆっくりしてはいられない。
    時間がないことを惜しみつつ、慌てぎみに大和ミュージアムを出た。
    その前に土産物売り場で戦艦大和のオリジナルTシャツを購入。着替えが足りなかったためである。



    広島地域、東広島地域、広島駅周辺地域など、順調にスタンプをゲットしながら、いよいよ宮島口に到着した。
    雨は、広島市内に入ったところで上手い具合に止んでくれた。
    有名なあなご弁当の店「うえの」で「あなごめし」を購入し、フェリーに乗船。



    フェリーで海を渡りながら食べるあなごめし、最高!時間がないので慌てて食べた。夕食終わり。
    人生初の宮島上陸。さあ、いよいよ厳島神社とご対面である。



    完全に虚を突かれた。まさか厳島神社の大鳥居までもが修復中だなんて。そりゃないぜ・・・。
    もしかしたら姫路城のときからフラグが立ってたのかもしれない。それも完全な死亡フラグが。
    私は思わずKに、修復中の大鳥居の写真付で「死にたい(笑)」とメールを送った。返信はない。



    時刻は間もなく19;00になろうかというころ。神社内には入ることができなかった。
    ゴールデンウィークなのに、人が少ない。時間が時間だからかもしれないが、せっかくライトアップもあるというのに・・・。
    あ、みんな鳥居が修復中だと知っているから来ないのかな、アハハハ・・・。





    考えようによっては、珍しい光景を見ることができたといえなくもない。
    「また広島に来る理由ができてよかった」と、姫路城の時と同じパターンで前向思考をとった。



    さらば、宮島。私は消化不良を感じながらも、それでも割と綺麗な写真が撮れたことに満足感を抱いて、
    総合的には「おおむね良」という評価をし、再びフェリーで本土に戻った。
    知り合いが「揚げもみじ饅頭が美味しい」と言っていたのでそれを買うつもりでいたが、
    戻ったときにはお土産屋が軒並み閉店ガラガラ状態であり、私はここでも苦汁を嘗めることに。
    なかなか思った通りにはいかないものだ。また広島に来たときに・・・、ってそんなのばっかだなぁ、今回。

    20:00ごろ。廿日市市からさらに海沿いを西に進んだところの、宮浜「べにまんさくの湯」で日帰り温泉に入る。
    ひとりで運転していると、気付かぬうちに体のあちこちが悲鳴を上げ出す。1日一回、必ず温泉等での静養が必要だ。




    本日の観光はこれで最後。日本三大「奇橋」のひとつ「錦帯橋」のライトアップである。期間限定。
    この時期は22:00までライトアップされているが、私が到着したのは21:30。危うく見逃すところだった。
    念のため三脚を持って行ったが、全く必要ないくらい明るく、「奇妙」な形の錦帯橋をばっちり撮影することができた。
    三脚を背負いながら錦帯橋を渡る自分の姿は、周囲から「奇異」の目で見られていたかもしれないことも付け加えておこう。

    22:00きっかりで消灯された。暗闇のなか、遥か山の頂に岩国城だけが白く浮かび上がっている。
    あらかじめ探索しておいた岩国市内のネットカフェが本日の宿。ジュースを一杯飲んだところで早々に寝てしまった。

    中国地方制覇の旅 4月29日 「姫路解散。そして・・・」

    • 2012.05.08 Tuesday
    • 23:41


    翌朝、朝食前に再び外湯へ。今度は「御所の湯」という、他より立派なところへ。
    内湯は比較的広々としていて、洗い場も綺麗。どうやら改装したようである。
    露天風呂は、見上げると新緑の木々と青空、そこへ僅かながらピンクや赤の花や葉が混じり、最高に気持ちよかった。
    極めつけが「ドライヤーがタダ」という気前の良さ(他の外湯は100円とられます)。
    今回行った中では、私が一番気に入った外湯である。



    さて、朝食を食べ、宿を出発する。とりあえず玄武洞へ行った。
    玄武洞について名前は知っていたが、それ以上知るものはいなかった。
    鍾乳洞のように中に入れるものではなく、外から眺めるだけらしいことはガイドブックで事前に分かっていたが、
    だからといってスルーする訳にもいかない。しょんぼりスポットであることを覚悟の上で、とりあえずナビにセットした。



    結果は・・・、そういやどうだったんだろうな・・・。玄武洞を目の前にして、誰ひとり感想を述べていないのではないか。
    私の第一声は、「ほう・・・」だったかもしれない。そして、一眼レフを構えて、
    広角レンズでも玄武洞の全景が収まりきらなくて「意外にでかいな・・・」と独り言を呟いたような気もする。
    自然の造形美ってやつには確かに感心したが、別に感動するほどのものでもなく、
    その中途半端さに我々はある意味、言葉をなくしていたのかもしれない。というか、タダで見られるのに文句も言えまい。



    こちらはお隣の青龍洞。これが一番節理が綺麗だった。どうしてこんな模様になるのか、
    近くの看板の説明書きを読んでも、さっぱり意味が分からなかった。



    その後、天空の城ラピュ・・・、もとい「竹田城」へ。天空の城というのは別に冗談でもなく、
    季節が冬になると朝方に霧が立ち込めて、雲の上に浮かぶように城跡がそびえ立つ、全国的にも有名な城なのだ。
    別名、日本のマチュピチュ。標高は約350mで、2,400mのマチュピチュには遠く及ばないが、
    天下を見下ろすその眺めは、「素晴らしい!最高の光景だと思わんかね」と、某城主を唸らせたに違いない。
    P様も、「治めてるって感じがしただろうなぁ」と、非常に的確なご感想を述べられていた。



    ちなみに、竹田城への道は渋滞。「駐車場まで45分待ち」の看板が出ていた。人気のあかし。
    駐車場から城までは15分ほど歩く。天気がよく、汗がにじむくらい暑さを感じた。



    下山し、加古川でB級グルメの「カツめし」を食べ、姫路城へ。本日二つ目の城見学である。
    姫路城は、現在「大天守の修理中」であることは事前に聞いていたが、まさか城全体がすっぽりと隠されているとは思わなかった。
    上の写真のように、建物側面には申し訳程度に城の絵が描かれている。
    天守閣にも入れず、初めて姫路城を訪れた私にとっては、全く煮え切らない城見学となってしまった。
    でもここは、「また姫路に来る理由ができてよかった」と、前向きに考えることにしよう。
    逆に考えれば、修理中の光景なんて滅多に見られるものではないしね、アハハハハ・・・。

    午後6:00ごろ、姫路駅付近で解散となった。他の人が大阪方面の電車に乗って帰っていくなか、
    私だけは、そのまま車で更に西へと向かった。ここからが本当の「(コロプラ的)中国地方制覇の旅」の始まりである。
    兵庫県、岡山県のスタンプ未取得地域を確実にゲットしながら、この日は岡山市にある稲荷山健康センターで一泊した。

    中国地方制覇の旅 4月28日 「城崎温泉へ」

    • 2012.05.07 Monday
    • 21:45


    長期間、ブログを更新せず放置しているあいだ、私は「ダークソウル」というPS3のゲームに嵌っていた。
    元々は、遊びすぎてお金がないため少し外出を自重しようと中古で購入したものだったが、
    これが評判どおりめちゃめちゃ面白く、結構長い期間に渡って、「引きこもり効果」を発動してくれた。
    そんなダークソウルも、4月26日の深夜に一応のクリアを達成し、ここでいったん一区切り。
    翌日、重い腰を上げて旅の準備に取り掛かり、午後9時ごろ静岡のアパートを出発した。

    新東名の完成は、私にとって非常にありがたいことである。
    実家まで3時間半かかっていたところ、新東名を利用することで2時間半へと大幅に時間が短縮されたのだ。
    カーブも勾配も緩やかで、路面状態も非常に綺麗で走りやすい。ドライバーにかかる負担が減少したのは間違いないだろう。
    新東名と東名とが合流する三ケ日や御殿場付近での渋滞が不安と言えば不安だが、この日は全く渋滞の兆候は見られず。
    最後までスムーズに実家に帰り着くことができた。



    正確に言うと、タイトルの「中国地方制覇」はまだ始まってなくて、翌日までの2日間は単なる城崎温泉旅行である。
    発案者はP様。誘われた私は、せっかく兵庫まで行くならもっと西へ行きたいと思い、翌日解散してからひとり逆方向へ向かうのだった。

    大垣を出て、下道で小浜のフィッシャーマンズ・ワーフまで行き、Q介の母親が勤める(ていた?)店で昼食。
    ここの鯖料理は感動するほどウマイです。おすすめ!

    予定では既に城崎温泉に着いていてもおかしくない時間のはずだったが・・・、すごく適当な感じで旅は進行した。
    「城崎温泉旅行」に関しては、ほぼP様に任せている。私は運転手役に徹するのみだ。
    この日は温泉に着くまでに、小浜のフィッシャーマンズ・ワーフ、但馬のコウノトリの郷公園、そして出石の蕎麦屋に立ち寄った。
    「コウノトリいないんじゃない?」とか言ってたが、行ってみたら普通にいた。意外と近くで観察できた。
    私の一眼レフは、ここぞとばかりにその能力を遺憾なく発揮。
    望遠レンズのCanon EF 70-200mm F4L IS USMは、この旅最初で最後となる大役を早々に終えることとなった。



    出石の蕎麦屋「近又」へ。皿蕎麦と言うのはこの旅で初めて知ったし、もちろん食べるのも初めてだった。
    食べた瞬間、蕎麦の香りが広がってとても美味しい。蕎麦本来の風味と香りがよく出てる。歯ざわりも絶妙。
    薬味は葱、山葵、大根おろし、山芋、鶏卵と多く、バラエティー豊かな食べ方ができる。
    男性は1時間以内に50皿(女性は40皿)完食できれば1年間無料!というチャレンジもある。50なら余裕だろうな。



    さて、いよいよ城崎温泉である。到着早々、我々は城崎名物の外湯めぐりに出かけた。
    夕食を挟みながら、一番近い「鴻の湯」、洞窟風呂の「一の湯」、ついでに「まんだらの湯」と、3つの外湯を回った。
    浴衣を着て、下駄をカランコロン鳴らしながら賑やかな温泉街を散策するのもいとをかし。
    城崎スイーツでジャン(じゃんけんの敗者が全員分おごる)をして、P様が負けたるはいとあはれなり。
    城崎温泉、私は実は初めて来たのだけど、噂に違わず本当に素敵な温泉街だなぁと、素直に感じた。
    夕食は部屋食だったし、お腹一杯食べることができたし、幸せ幸せ〜な気分で初日は平穏無事に終了した。

    四国制覇の旅 第5日目

    • 2011.08.21 Sunday
    • 09:22


    【松山市北条地域(愛媛)、今治地域(愛媛)】
    前日見そびれた時計台へ行った。10:00に動き出したのを見て、ハイカラ通りでお土産を買って道後温泉を立った。
    いつもより遅い出発。しかしこの時点でもまだ、帰りのことは真剣に考えていない。
    今治でコロプラ提携店の今治タオルを買いに行く。
    世界最大のタオル産地と呼ばれる今治のタオルは、高品質なフワフワの肌触り。
    Sと私は、村上タオル製の少し変わったデザインのタオルを購入した。お土産「今治の村上タオル」GET。

    【西条市東予地域(愛媛)、西条地域(愛媛)、新居浜地域(愛媛)、四国中央地域(愛媛)、四国中央市川之江地域(愛媛県制覇)】
    次なる目標はこんぴらさん。時間があまりないことに気付いて高速道路を使う。ひたすら東へ。

    【観音寺地域(香川)、善通寺/三豊地域(香川県制覇)】
    善通寺ICで高速を降りる。こんぴらさんの参道入口で駐車場にロードスターを止めた。
    ここで善通寺/三豊地域をGETしたことにより香川県制覇、と同時に念願の四国制覇を達成。
    「四国地方制覇」の称号を手に入れた。
    階段をのぼる前に、お腹がすいたので、まずはうどんを食べることに。時刻は午後2:30である。
    大学生のときに来て汁なし醤油うどんに感動した「こんぴらうどん」という店に行き、同じく汁なしの醤油うどん(冷)を注文。
    今まで沢山のうどんを食べてきたけど、自分はここのうどんが一番好き。観光客向けの値段だって気にしない。



    ここで、さらに時間に余裕がないことに気付いて、急ぎ店を出る。
    参道の階段を少し登ったところで上まで行くのを諦め、雰囲気だけ楽しんで引き返す。下りでかき氷を買い、車に戻った。
    土産物屋でSが杖を購入。次にこんぴらさんへ来るときに持参するのだという。
    いわく、「杖持っとればまた来るやろ〜」。その発想はなかった。
    トランクは既に他の荷物で一杯。というかそもそも長さ的に入らないので助手席に乗せることになった。

    【洲本/淡路/南あわじ地域(兵庫)、神戸地域(兵庫)、三田地域(兵庫)、篠山地域(兵庫)、西脇/丹波地域(兵庫)】
    大阪方面は、どこをどう通っても渋滞必至。なので渋滞回避のために、出発地点の敦賀まで車で行くことにしていた。
    元々Sは、20:49発のサンダーバードに乗る予定だったが、とても間に合わないことが途中で判明して、焦った。
    高速道路上で打開策を練った後、Sには翌1:41発の急行きたぐにで朝方に帰宅してもらう案で合意。
    私の時間配分ミスです、ごめんなさい。

    午後10:00、敦賀駅近くのガストに到着。遅い夕食を食べ、これから店内で急行きたぐにを待つSとサヨウナラ。
    手を振るSの周りには、この旅で買い揃えたお土産の袋が、たくさん並んでいた。(完)

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